円形脱毛症
円形脱毛症の多くは自然治癒が可能ですが繰り返したり、広範囲になる場合には治療が必要になります。
円形脱毛症の治療にはステロイドの使用や紫外線照射、液体窒素凍結、接触免疫療法などがあり症状に合わせて治療方法を選びます。
ステロイド使用や紫外線照射は副作用があるため子供には使用できません。
ステロイドは外用薬のほか内服や注射といった方法がありますが投与をやめると再度脱毛することもあります。
液体窒素は血行をよくすることで発毛させる方法で脱毛箇所が数個の場合に向いています。
広範囲になった脱毛には紫外線照射や接触免疫療法が効果的です。
接触免疫療法は薬剤を用いて人工的にかぶれを起こすことで免疫反応の働きを正常にして発毛を促す方法です。
皮膚が弱い人はかぶれがひどくなる場合もありますが、比較的副作用がないため子供に対しても行うことが可能です。
効果がでるまでには時間がかかりますが、保険適用外のため費用がかかるというデメリットがあります。